@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013216, author = {丸田, 智章 and 佐々木, 正貴 and 若井, 俊文 and 多田, 哲也 and 田崎, 正行 and 津畑, 豊 and 天白, 典秀}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {症例は59才の男性で,S状結腸穿孔による汎発性腹膜炎で緊急手術を施行した.その後,ショック,呼吸困難などを繰り返し,人工呼吸管理,カテコラミン投与から離脱困難であった.高カルシウム血症,見当識障害なども見られ,ACTH低値,cortisol低値から続発性副腎不全と診断された.後に長期にわたり皮膚掻痒症に対しCelestamine^<[○!R]>が投与されていたことが判明した.Celestamine^<[○!R]>は1錠中betamethasone 0.25mgを含み,そのために続発性副腎不全を来したと考えられた.hydrocortisoneの内服を開始し,速やかに全身状態が改善した.問診と薬歴聴取の重要さを再認識するとともに,強力なステロイドであるbetamethasoneを含んでいるCelestamine^<[○!R]>が抗アレルギー薬として比較的長期にに投与されている場合があり注意を要すると考えられた.また,続発性副腎不全には特異的な症状はなく,同様の症状は消化器外科手術後にも見られることから見過ごされている可能性があり,報告する.}, pages = {175--178}, title = {Celestamine^<○!R>の長期内服により副腎機能低下症を来たし術後経過中にショックを繰り返した症例}, volume = {118}, year = {2004} }