@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013212, author = {宗岡, 克樹 and 白井, 良夫 and 横山, 直行 and 若井, 俊文 and 畠山, 勝義 and 須田, 剛士 and 青柳, 豊}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {【目的】Pharmacokinetic modulating chemotherapy (PMC療法)は血清5-FU濃度を高濃度に保つことにより,高い抗腫瘍効果を得る治療法である.本研究の目的は,PMC療法中の血清5-FU濃度の推移を明らかにすることである.【方法】対象は大腸癌術後再発7症例であり,全例が評価可能な再発病変を有していた.原発部位は結腸5例,直腸2例であり,再発部位は肝+肺3例,肝+肺+リンパ節1例,腹膜単独2例,リンパ節単独1例であった.PMC療法(週1回の5-FU600~900mg/m^2/24h持続静注およびUFT400mg/dayの週5~7日間経口投与)を施行し,5-FUの24h持続静注時の血清5-FU濃度を測定した(HPLC法).【成績】7症例におけるPMC療法の施行期間は6~15か月(中央値10か月)であった.PR5例,NC2例(内1例MR)であり,6例で腫瘍が縮小した.肝+肺再発の2例,肝+肺+リンパ節再発の1例および腹膜単独再発の2例ではPRが得られた.Grade2以上の副作用は認められなかった.PMC療法(5-FU投与量600mg/m^2/24h)中の血清5-FU濃度は,日中低く夜間に最高値(153~313ng/ml,中央値240ng/ml)となった.【結語】大腸癌術後再発に対しPMC療法は有効である.PMC療法中の血清5-FU濃度の推移は,日中低く夜間に最高値となる.PMC療法の有効性は,夜間の高い血清5-FU濃度によるものと考えられる.}, pages = {157--161}, title = {Pharmacokinetic Modulating Chemotherapy (PMC療法)施行中の血清5-FU濃度 : 大腸癌術後再発症例における検討}, volume = {118}, year = {2004} }