@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013014, author = {平山, 哲 and 相澤, 義房}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {近年の野生生物における環境生態調査の結果,種々の内分泌攪乱物質が生殖系臓器のみならず,全身の内分泌系器官に機能的及び形態的異常を引き起こすことが報告されている.本稿では,特に内分泌攪乱物質のひとつとされるPCB類,ダイオキシン類による甲状腺への影響につき,文献的考察を行った.その結果,PCB類,ダイオキシン類が甲状腺に対し,合成・分泌・輸送系の阻害及び転写レベルでの作用抑制など,複数の機序により影響を及ぼす可能性が示唆された.今後,国際間の共同疫学調査の継続や内分泌攪乱物質の簡便かつ安価なアッセイ系の開発,作用部位及び作用機序を解明するための基礎研究の推進など,さらなる分子レベルでの病態解明が深く望まれる.}, pages = {393--395}, title = {4 甲状腺に及ぼす内分泌攪乱物質の影響(内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)の人体影響について : 関連が疑われる疾患を中心に,第588回新潟医学会)}, volume = {118}, year = {2004} }