@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00013012, author = {高桑, 好一 and 田中, 憲一}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {内分泌攪乱化学物質の人体への影響,特に生殖現象への影響を考察するためレビューを行った.第一に内分泌攪乱化学物質と妊娠との関連性については以下のことがいえる.(1)大量摂取では,催奇形性が認められる(2)動物実験により,母体に影響を与えない少量投与により,胎仔に口蓋裂,水腎症などが発症する可能性がある(3)動物実験により,妊娠率の低下,流・死産の増加が認められる.第二に内分泌攪乱化学物質のホルモン(エストロゲン)作用については(1)動物実験により,母獣の摂取により雄仔の精子減少,女性化傾向などが認めれる(2)内分泌攪乱化学物質が子宮内膜症の発症要因である可能性がある.ただし,これらはいずれも動物実験による結果であり,ヒトに対しても類似の影響が推察されるものの,その実態については今後の研究課題であるものと判断された.}, pages = {386--388}, title = {2 内分泌攪乱化学物質と生殖異常(内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)の人体影響について : 関連が疑われる疾患を中心に,第588回新潟医学会)}, volume = {118}, year = {2004} }