@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00012792, author = {中野, 亮一}, issue = {12}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {ごく最近,国際頭痛学会によって頭痛の新しい国際分類が発表された.新分類では神経内科や一般内科の日常臨床で遭遇する頻度の高い慢性機能性頭痛は一次性頭痛primary headacheとして分類され,その主要病型は片頭痛,群発頭痛,緊張型頭痛の3つである.これらの頭痛は異なった発症メカニズムを持ち,それぞれの病態に適した治療を行う必要があることから,適切な診断が求められる.頭痛の診断には問診が最も重要で,各病型の臨床的特徴をふまえた詳細な問診により診断は比較的容易であるが,鑑別診断に苦慮する例や,複数の頭痛が混在する例も多く,注意が必要である.頭痛の治療については最近,日本神経学会でEBMに基づいたガイドラインが作成され,参考になる.本邦でもセロトニン作動薬であるトリプタンが発売され,片頭痛治療は大きく進歩した.}, pages = {665--671}, title = {2 神経内科領域の頭痛(シンポジウム 各科領域の頭痛,第596回新潟医学会)}, volume = {118}, year = {2004} }