@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00012631, author = {大森, 豪 and 遠藤, 栄之助 and 遠藤, 直人}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {整形外科手術後に発生する肺塞栓症は他科に比べて発生頻度が高く,本邦において近年大きな問題となっている.股関節手術後の深部静脈血栓症発生頻度は20~30%,有症候性肺塞栓症は1.3~1.5%,膝関節手術後ではそれぞれ40~50%,1.5%,脊椎手術後では15%および0.1~0.2%であり,いずれも欧米に近い発生率となっている.当科では,術後深部静脈血栓症予防ガイドラインを作成し2003年より実施を開始した.その結果,2003年以降の術後肢塞栓症の発生は1例にとどまり,ガイドラインの導入は一定の予防効果を示したと考えられる.しかし,抗凝固療法による術後出血,手術中の血栓形成,下大静脈フィルターの合併症など現行の予防治療法は決して十分なものではなく,今後も引き続き検討と改善が必要である.}, pages = {162--168}, title = {4 整形外科手術後の肺塞栓症発生と予防の試み(シンポジウム 最近の急性肺(血栓)塞栓症,第602回新潟医学会)}, volume = {119}, year = {2005} }