@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00012292, author = {伊藤, 寛晃 and 内藤, 哲也 and 田中, 修二}, issue = {12}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {症例は70歳男性.職業は大工であり,作業中に誤って釘1本を飲み込み,当院救急外来を受診した.胸部単純レントゲン写真で食道内の釘を確認した.直視型内視鏡で観察したところ,食道内に乳白色に塗装された釘が1本確認された.釘は蠕動により胃内へ移動し,胃内で釘の先端近くを鰐口鉗子で把持して釘を摘出した.再度内視鏡を挿入し,咽喉頭,食道,胃粘膜に損傷のないことを確認した.遅発傷害の有無を確認するため,入院の上経過を観察したが異常を認めず,退院後も良好に経過し終診となった.職業に起因する釘の誤飲は,検索し得たのは他に1例のみであった.消化管異物の治療においては,治療開始前に異物の状況を充分に把握し,合併症の危険性を念頭においた注意深い操作が必要である.}, pages = {735--738}, title = {大工作業中の釘誤飲の1例}, volume = {119}, year = {2005} }