@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00012190, author = {長谷川, 仁}, issue = {4}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {小脳運動失調と欠神てんかんを特徴とする変異マウスStargazerの解析により,その原因遺伝子であるstargazin(VDCC γ-2)がAMPA型受容体と機能的に密接な関係にあることが示された.この分子と相同性が高い電位依存性カルシウムチャネル(VDCC γ-3,4,7,8も,AMPA型受容体の機能発現に重要な補助的サブユニットであることが示唆されているが,個体レベルでの解析に乏しく,その機能や役割分担については未解明の部分が多い.本研究では海海で高い発現を示すγ-8サブユニットに着目し,海馬CA3特異的にこの分子を欠失させ,AMPA型受容体を介した脳の分子機構の解明を計画した.そのためにCre/loxPシステムにより,部位・時期特異的にVDCC γ-8を欠失できるマウスγ8-flox系統を樹立した.そしてこのマウスと全身でCreリコンビネースを発現するマウスとを交配することによりVDCC γ-8がCre活性依存的に欠失することを確認した.さらに,VDCC γ-8の欠失は,AMPA型受容体のタンパク発現に選択的に影響を及ぼすことも示唆された.本研究で樹立したVDCC γ-8KOマウスは,特にAMPA型受容体の関与する神経分子機構の個体レベルでの解析において有用なツールとなると考えられる.}, pages = {203--213}, title = {電位依存性カルシウムチャネルγ-8遺伝子欠失誘導型マウスの作製}, volume = {120}, year = {2006} }