@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00012172, author = {桑原, 史郎 and 片柳, 憲雄 and 松原, 洋孝 and 山崎, 俊幸 and 大谷, 哲也 and 山本, 睦生 and 斎藤, 英樹}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {当科では2002年4月より術前診断T1N0の胃癌に対して腹腔鏡補助下幽門側胃切除(D1+α/βリンパ節郭清)(LADG)を導入し,現在までに82例に施行した.これらの臨床成績を,当科で施行された開腹幽門側胃切除(D1+α/βリンパ節郭清)(ODG)50例と比較検討しLADGの初期成績を明らかにした.手術時間(中央値)はLADG群:ODG群=214:122分(p<0.05)であり,出血量はLADG群:ODG群=70:145ml(p<0.05)であった.術後在院日数は,LADG群:ODG群=9.5:14.1日(p<0.05)であった.郭清リンパ節個数は,LADG群:ODG群=27:24個で両群に差を認めなかった.LADG群ではBMIの増加とともに手術時間は延長するが,出血量の増加は,認められなかった.また術後1病日の白血球数,有熱期間,術後排ガスまでの日数は,LADG群/ODG群=9200:10300/mm^3, 2:4日, 1.5:4.3日であった(p<0.05).術後合併症はLADG群:ODG群=3例(3.6%):9例(18%)(p<0.05),術後再入院はLADG群:ODG群=2例(2%):7例(14%)(p<0.05)に認められた.現在までに両群とも全例無再発である.以上より,早期胃癌に対するLADGはODGと比し長時間手術となるが,出血量が少なく,術後在院日数も短く低侵襲手術と考えられ,かつODGと同様の根治性があると考えられた.}, pages = {270--278}, title = {早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)の初期成績 : 開腹幽門側胃切除術と比較して}, volume = {120}, year = {2006} }