@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011862, author = {鈴木, 晋 and 武者, 信行 and 坪野, 俊広 and 酒井, 靖夫 and 石原, 法子 and 畠山, 勝義}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {症例は21歳,女性.右下腹部痛を主訴に来院.右下腹部に圧痛と反跳痛を認めたため,腹部超音波検査およびCT検査を施行したところ,後腹膜腔に直径5cm大の内部に出血を伴う嚢胞性病変を認めた.腹痛の原因はこの後腹膜腫瘤によるものと診断し,腫瘤摘出術を施行した.摘出標本の病理組織学的検索で,卵巣型粘液嚢胞腺癌と診断された.両側卵巣は正常であり,その他全身検索でも異常を認めなかったため,後腹膜腔が原発と考えた.後腹膜腔発生の粘液嚢胞腺癌はまれであり,本邦では27例の報告例があるのみである.本疾患の予後は比較的良好とされているが,リンパ節転移や骨転移をきたし死亡した症例も報告されており,慎重な経過観察が必要である.}, pages = {102--105}, title = {後腹膜原発粘液嚢胞腺癌の1例}, volume = {121}, year = {2007} }