@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011861, author = {桑原, 明史 and 岡本, 春彦 and 飯合, 恒夫 and 畠山, 勝義 and 味岡, 洋一 and 本間, 照 and 中嶋, 孝司}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {症例は26歳の男性.8年(診断後4年)の全大腸炎型潰瘍性大腸炎罹患歴がある.近医でのフォローの大腸内視鏡検査でS状結腸に平坦隆起を認め,生検でGroup5と診断されたため,精査加療目的に当科に紹介となった.大腸内視鏡でS状結腸に散在する陥凹を伴う発赤調の低い隆起性病変を認めた.拡大観察でIII s-V_N pit patternを呈し,超音波内視鏡検査では粘膜下層主体で一部筋層浸潤を疑う癌と診断した.CT上転移は認めず,腫瘍マーカーも正常範囲内であった.D3リンパ節郭清を含む大腸全摘術,W型回腸嚢肛門吻合術,一時的回腸人工肛門造設術を施行した.切除標本上,下行結腸から肛門側に小結節の集籏部と粘膜脱落部が散在していたが,術前診断どおりS状結腸にcolitic cancerを認めた.病理組織検査では低分化腺癌成分を伴う中分化腺癌で,粘膜下層浸潤が主体であったが一部固有筋層に浸潤していた.他部位にdysplasiaの所見は認めなかった.}, pages = {97--101}, title = {潰瘍性大腸炎に合併した若年者colitic cancerの1例}, volume = {121}, year = {2007} }