@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011787, author = {小熊, 文昭 and 菅原, 正明 and 平原, 浩幸 and 浅見, 冬樹}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {心筋梗塞後の左室瘤8例に対してDor手術を行い,良好な結果を得た.Dor手術は,心筋梗塞部と正常心筋の境界部にパッチを当てて,梗塞部をexclusionすることにより,心機能の改善を図る手術である.手術死亡はなく,心不全症例では術後症状の改善が見られ,LVEDVIは術前の143.1±35.0ml/m^2から術後107.8±25.4ml/m^2に減少し,LVEFは術前の37.1±10.7%から術後46.9±12.6%に改善した.僧帽弁形成術,三尖弁形成術,Maze手術を同時施行した虚血性心筋症の1例が,術後4ヵ月に心不全で死亡したが,他の7例は健在である.Dor手術は,従来,外科的治療の対象外とされていた虚血性心筋症対しても,適応を選べば有効である.心臓移植が限られている日本に於いては,Batista手術,SAVE手術等の左室形成術と共に虚血性心疾患の末期の症例に対する有用な選択肢の一つである.}, pages = {128--133}, title = {左室瘤に対する左室形成術(Dor法)8例の経験}, volume = {121}, year = {2007} }