@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011645, author = {大関, 康志}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {目的:Syntaxin familyは細胞内輸送を担う最大のファミリー分子で,神経細胞ではsyntaxin-1Aが開口放出を担っている.非神経細胞には形質膜に局在するsyntaxinアイソフォームが存在し,それぞれの細胞で重要な役割を果たしている.神経細胞では,Ca^<2+>依存性に小胞輸送の分子モーターmyosin-Vがsyntaxin-1Aに結合して,小胞のtetheringに役割を果たす.この機構が非神経型アイソフォームについても成り立つかどうかを,生化学的に検討することにした.方法:組換え蛋白質として,syntaxin-2,3,4とmyosin-Vのそれぞれを作成してin vitroで結合実験を行って,との結合と比較した.またin vitro motilityを行って,myosin-Vの運動性に関する機能制御を解析した.結果:Syntaxin-2,-3,-4は結合の最大量は少ないものの,syntaxin-1Aと同様のmyosin-V結合特性を示した.この相互作用は,mysoin-Vの運動性を抑制しない点は,-1Aの場合と同様であったが,syntaxin-2,3については-1Aのときより,motilityが速くとなるという結果が得られた.副腎髄質クロマフィン細胞において,複数のsyntaxinの存在が確認された.結論:非神経型syntaxinアイソフォームは,神経型のsyntaxin-1Aと同様,myosin-Vと結合することが証明された.これらの結合には細かい差異があり,その点がそれぞれの細胞での各syntaxinアイソフォームの機能的特性,すなわち細胞生物学的な固有の役割を表すと考えられる.}, pages = {265--272}, title = {非神経型シンタキシン(syntaxin)のミオシンV結合能の性状解析}, volume = {121}, year = {2007} }