@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011630, author = {中村, 隆人 and 高橋, 駿介 and 尾山, 真理 and 土屋, 康雄 and 中村, 和利 and 斉藤, トシ子 and 鈴木, 栄一}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {ハワイ大学での医学研修実習の機会を利用して短期海外滞在による時差ぼけや食生活の変化が生体に及ぼす影響を明らかにするため,出国前3日から帰国後3日にわたり生理学的,血液生化学的検査値の変動を調べた.22歳の男子医学生2名を対象に,ハワイへの出発3日前より血圧,脈拍数,体温の測定(2回/日,日本時間で8:00,15:00)を開始し,帰国後3日まで継続した.また,ハワイ滞在中は8:00と日本との時差19時間を考慮して20:00に測定を行った.血液生化学検査と体重測定は,出国前と帰国後の2回行い,比較した.ハワイ滞在中は食事調査も行った.血圧,脈拍数,体温はハワイ到着後上昇し,その後徐々に下降する傾向を示した.しかし,その変動は個人によって異なり,さらに得られた結果のほとんどは日本で得られた値の変動幅の範囲内であった.出国前と帰国後の血液生化学的検査値は対象によって変動項目が異なっていた.2人共通に10%以上の変動が見られたものは,間接ビリルビン(上昇)と,CPK,リン脂質,無機リン(低下)であった.しかし,これらのほとんどは個人の生理的変動の範囲内にあった.また,出国前と帰国後ではいずれの対象においても体重変動は見られなかった.なお,ハワイで摂取したカロリー数は2329〜3821Kcal/dayであった.短期海外滞在による生理学的,血液生化学的検査値への影響は小さいことが示された.}, pages = {351--359}, title = {短期海外滞在前後の生理学,血液生化学的検査値の変動}, volume = {121}, year = {2007} }