@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011557, author = {外山, 聡}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {薬物の作用機序を原理的に理解するには,薬物との相互作用に伴う標的生体分子の構造・機能の変化を知る必要がある.このような研究はX線結晶解析や高分解能NMRを用いて行われているが,近年の光発生・検出技術の進歩に伴い,分光学的手法も有力な研究手段となりつつある.中でも共鳴ラマン分光法は,水溶液中で測定が可能であり,固体・溶液にかかわらず測定でき,空間・時間分解能が高く,高選択であるという特徴を持つ.本稿では,ラマン分光法と共鳴ラマン効果について概説した後,共鳴一差ラマン分光による1残基構造変化検出,マイクロ流動チップー顕微ラマン分光による赤血球の脱酸素過程の解析など,ラマン分光法を薬学領域に応用した研究例を紹介する.また,分子分光法は基本的には非破壊計測であり,この特徴を生かしてin situ分析への応用も広がっている.薬剤部業務にin situ分析を応用した例として,テラヘルツ波を用いた薬剤識別装置開発の試みについても述べる.}, pages = {427--431}, title = {最新の分光学的手法の医療薬学領域への応用}, volume = {121}, year = {2007} }