@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011338, author = {山本, 和男 and 杉本, 努 and 飯田, 泰功 and 三島, 健人 and 榊原, 賢士 and 上原, 彰史 and 吉井, 新平 and 春谷, 重孝}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {7年9か月間に行った僧帽弁逆流(MR)に対する僧帽弁形成術102例の臨床成績を報告する.退行変性によるMRだけでなく,虚血性MRも対象に含めた.弁病変は前尖ないし前後尖23例,後尖59例,弁輪拡大(左室拡大によるtethering症例を含む)20例であった.前尖病変に対しては人工腱索を作成し,後尖病変に対しては矩形切除・縫合を行い,ともにリングによる弁輪形成(MAP)を行うことを基本術式とした.心房細動合併の37例においてメイズ手術を併施した.術後の在院死は1例(NYHA4度,緊急症例).心エコーで評価した術後の遺残逆流は,なし68例,軽度以下31例,中等度3例であった.左室駆出率40%以下の低心機能10症例をサブグループとして検討したが,このうち9例は弁輪拡大例であり,9例とも僧帽弁処置はMAPのみで終えた.このサブグループ10例中の4例は非虚血性MRであったが,うち3例では遠隔期に心機能の改善が認められた.MRに対する僧帽弁形成術の成績は良好であり,積極的に施行する価値があると考えられる.}, pages = {92--97}, title = {僧帽弁形成術102例の経験}, volume = {122}, year = {2008} }