@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011260, author = {李, 英敏}, issue = {4}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {Nerve growth factor-induced geneB-β(NGFIB-19)は核内受容体スーパーファミリーの一員で,主に中枢神経系に発現する.本研究では新たに作製された抗ヒトNGFIB-β抗体を用いて免疫組織化学染色(以下[免疫染色])を行い,ヒトおよびラットの副腎皮質,網膜細胞,中枢神経系の神経細胞における発現を観察した.さらに神経細胞分化におけるNGFIB-βの意義を明らかにするため,ラット発生過程の中枢神経系におけるNGFIB-β蛋白の発現の状況を検討した.NGFIB-βはまず胎生早期のラット中脳の神経細胞に発現し,胎生日数の経過につれてさらに大脳皮質,前障,視床,視床下部の神経細胞へと発現が拡大した.NGFIB-β陽性細胞は網膜では胎生18日に発現し,生後0.5日では内穎粒層と神経節細胞層に発現していた.Proliferating cell nuclear antigen(PCNA)免疫染色を行った結果,NGFIB-β陽性細胞は増殖細胞ではないことが示された.この成績から,NGFIB-βは脳や網膜の神経細胞の分裂後の最終分化に重要な因子であることが示唆された.}, pages = {194--204}, title = {ラット個体発生におけるNerve Growth Factor-induced GeneB-βの発現}, volume = {122}, year = {2008} }