@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011209, author = {高久, 秀哉 and 福田, 喜一 and 角南, 栄二 and 石塚, 基成 and 松澤, 岳晃 and 黒崎, 功 and 畠山, 勝義 and 味岡, 洋一}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {症例は75歳男性.2003年12月初旬,水様性下痢を主訴とし当院受診.腸炎の診断にて入院,保存的治療を開始した.その後,腸閉塞となり,腹部CTにて小腸の腸重積と診断し,12月中旬手術を施行した.褐色調の腫瘍を先進部とした2か所の重積腸管を認め小腸部分切除を行った.他に計9個の腫瘍が小腸に散在性に存在したため,更に2か所の小腸部分切除を施行した.他の腹腔内臓器の異常は認められなかった.病理組織学的検査で,悪性黒色腫(amelanotic type)と診断された.術後11病日のCT検査にて,多発性に肝転移,脾転移,脳転移,肺転移を認めた.原発部位の同定は困難であった.全身状態悪化のため,化学療法は施行し得ず,術後28病日に死亡された.腸重積にて発症し,術後急速な経過をとった小腸悪性黒色腫の1例を経験したので報告する.稀ではあるが,腸重積の原因として,小腸悪性黒色腫を鑑別にあげる必要がある.}, pages = {347--353}, title = {腸重積にて発症した小腸悪性黒色腫の1例}, volume = {122}, year = {2008} }