@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011085, author = {大湖, 健太郎}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {蛋白質導入(protein transuduction)は, ウイルス由来のアミノ酸配列タグを用いて, 外因性組換え蛋白質を細胞内に直接導入する方法である. この方法は, 遺伝子過剰発現に代わる利点をいくつか持っている. 例えば, この方法は1時間以内に蛋白質を導入することができる.しかし, 欠点として, 導入した蛋白質を細胞内の特定の部位に局在化させることができない.本研究では, 小胞輸送に関与する形質膜蛋白質syntaxin-3のH3Sドメイン[192-241]を付加した組換え蛋白質が,蛋白質導入法では形質膜の内側にとどまることを明らかにし,可溶性蛋白質の緑色蛍光蛋白質(EGFP)および脳型脂肪酸結合蛋白質(FABP-7)が形質膜に結合できることを定量的に証明した. H3S自体は組換え蛋白質としても可溶性であるため, その付加は蛋白質導入による導入分子の局在性のコントロールに有用であると結論される.}, pages = {435--442}, title = {蛋白質導入によって形質膜近傍に留まる非疎水性シグナルタグの発見}, volume = {122}, year = {2008} }