@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011048, author = {平野, 徹}, issue = {9}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Sep}, note = {腎と骨ミネラル代謝は密接に関連しており, 慢性腎臓病患者では骨吸収と骨形成のバランスが崩れることにより腎性骨異栄養症を呈する. しかし, 腎性骨異栄養症に対する治療の変遷や慢性腎臓病の原疾患の変化により, その臨床像は時代とともに変わってきている. 一方, 慢性腎臓病患者の骨ミネラル代謝異常を, 骨病変のみならず血管石灰化を中心とした異所性石灰化病変にも注目して, 評価・治療しようとする新しい概念が提唱された. 今後はこの新たな概念に基づいた骨ミネラル代謝管理が, 循環器疾患の予防のみならず骨量や骨貿維持にいかに影響するかが注目される. 腎臓病患者におけるもうつの問題に透析アミロイドーシスがあり, 骨折や透析性脊椎症の治療には難渋することも多い. これらの治療成績向上のためにも骨ミネラル代謝の良好なコントロールが重要である.}, pages = {499--503}, title = {4 骨疾患と腎(全身疾患としての慢性腎臓病(CKD),第637回新潟医学会)}, volume = {122}, year = {2008} }