@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010869, author = {植木, 匡}, issue = {1}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jan}, note = {症例は51歳女性. 平成19年2月に痛みを伴う乳腺腫瘤を自覚した. 5月に来院するも腫瘤が7mm大と小さく, 画像上不明瞭なため経過観察となった. 11月に再診し, 右乳房A領域に弾性硬の腫瘤を触知した. マンモグラブイ検査にて14×10×8mm大の微細鋸歯状の辺縁をもつ楕円形の腫瘤を認めた. 超音波検査では, 17×14×12mm大の多角形で等エコーレベルの腫瘤であった. 生検により腺様嚢胞癌の診断を得て, 翌月にlevel Iの腋窩リンパ節郭清を伴う乳房部分切除術を施行した. 病理検査所見では, 癌細胞が篩状様構造からなる胞巣を形成し, 脈管侵襲とリンパ節転移はなかった. ホルモンレセプターはエストロゲンレセプター (-)・プロゲステロンレセプター (±) で, c-erbB-2も陰性であった. 術後補助療法は, 残存乳房の照射のみとし, 抗癌剤治療は予定していない. 比較的まれな乳腺腺様嚢胞癌を経験したので報告する.}, pages = {32--36}, title = {乳腺腺様嚢胞癌の1例}, volume = {123}, year = {2009} }