@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010859, author = {小川, 洋 and 西村, 淳 and 牧野, 成人 and 河内, 保之 and 新国, 恵也}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {単純性腸潰瘍は回盲部に好発する難治性・易再発性の原因不明の慢性炎症性腸疾患である.症例は73歳, 女性. 2004年口腔内アフタが多発したため, 近医でベーチェット病の診断にてステロイド治療を受けた. この際下部消化管内視鏡では異常を認めなかった. 2006年9月右下腹部痛が出現したため当院に紹介. 下部消化管内視鏡にて回盲部に孤発性単純性潰瘍を認めたため (生検では悪性所見認めず), 入院後サラゾピリン投与を開始したところ症状の軽快を認めた. 保存的治療にて外来で経過観察中2007年1月に再び腹痛が出現し, 施行した下部消化管内視鏡では盲腸単純性潰瘍は不変であった. 2007年1月15日腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行, 手術所見では悪性を疑う所見は認めず, 病理組織学的に盲腸病変は単純性潰瘍であった. 術後経過は一時良好であったが, 2008年1月に上行結腸に潰瘍の再発を認め, 現在は再び内科的治療中である. 内科的治療抵抗性の結腸単純性潰瘍を腹腔鏡補助下に切除した例は稀であり, 若干の文献的考察を含め報告する.}, pages = {91--96}, title = {盲腸単純性潰瘍に対し腹腔鏡下手術を施行した1例}, volume = {123}, year = {2009} }