@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010854, author = {庭山, 昌明}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {新潟県は, 2008年1月23日, 魚沼地域に新設を予定している魚沼基幹病院 (仮称) について, 2015年6月頃の開院を目指すと発表した. また, 新病院開院と同時に, 魚沼地域の県立4病院の運営から県が撤退することも既に明らかにされている. 開院まで7年・・・それまで地域医療機関は, その機能を持ちこたえられるだろうか. 病院勤務医の過酷な日常は既に周知の事実であるが, それに加えて現在魚沼地域の県立病院に勤務する医師たちには, 将来に対する重大な不安がのしかかることとなった. 7年後, 自分の働く病院がどうなっているか皆目見当がつかなくなったのである. 彼らの不安や心配は, 地域住民と開業医の脳裏に, 水原郷病院ショック・姫川病院自己破産と続いた『地域医療崩壊』の衝撃を呼び起こした. これが, かねてよりこの地で検討してきた新しい対策を, 早急に実現させなければならないという課題に対する地域力結集の引き金になった. 2008年3月, 病診連携を強化し, 加えて昨年県医師会内に設置されたドクターショートサポートバンクを利用した全国への医師公募作戦を考え, 実施した. 日祝祭日の救急医療を, これまでの開業医の在宅当番医制を廃止して県立小出病院内に新設した救急室に一本化し, 病院勤務医の負担軽減を試みた. このシステムは実施後まだ7週目であり, その成果と問題点を考察するにはまだ早いが, 開設までの経緯, 勤務医・開業医などの開設前後の率直な感想と, 地域住民の受け止め方などを紹介する.}, pages = {68--72}, title = {6 7年は持てない : 地域医療を救う魚沼の試み(病院勤務医の環境改善への取り組み,第639回新潟医学会)}, volume = {123}, year = {2009} }