@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010765, author = {山﨑, 理}, issue = {4}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {新潟県における現行の二次医療圏は7圏域であるが, 「平成16年新潟県保健医療需要調査」結果に基づき, 県内の三大疾患 (悪性新生物, 脳血管疾患, 心疾患) 患者の受療動向を踏まえた新たな二次医療圏設定の方法を提案した. 3疾患計及び疾患ごとの病院入院患者数を, 患者住所地市町村と医療施設所在地市町村との間の移動行列表 (クロス表) に表現し, 市町村ごとの入院医療の完結性を表す指標として自足率を算出, 市町村間相互の結びつきの強さをみる指標として交流率を算出した. 二次医療圏の中心となる市の候補として, 保健所が所在する市又は自足率が高い市を選定した. これら「中心候補市」どうしの交流率に着眼し, 交流率カットオフ値を変化させた場合の「中心候補市」どうしの「結合」状況から, 設定が可能な二次医療圏数を検討した. その結果, 二次医療圏数は3から11の範囲で設定される可能性があるが, 自然的条件等から考え現実性の高いものに絞り込むと, 今回の設定においては6医療圏が妥当との結論となった. さらに, 交流率カットオフ値から現行7医療圏の「存在閾値」を比較したところ,魚沼医療圏及び県央医療圏は医療圏としての独立性が弱く不安定であることが示唆された.}, pages = {160--169}, title = {新潟県の三大疾患患者の受療動向からみた新たな二次医療圏設定の試み}, volume = {123}, year = {2009} }