@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010618, author = {下畑, 享良 and 金澤, 雅人 and 高橋, 哲哉 and 西澤, 正豊}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {脳梗塞に対する血栓溶解薬 「組織型プラスミノダン・アクチべーター (t-PA)」は, 1996年, 米国において「初の本格的脳卒中治療薬」として認められ, 以後, 世界各国でその使用が承認された. しかしながら therapeutic time window (治療可能時間) が発症後3時間以内ときわめて短く, その3時間を超えて使用した場合, 有意な改善を認めないだけでなく, 血管破綻に伴う出血性脳梗塞を合併し, 予後増悪の原因となる. これらのt-PAの問題点を克服するためには, 「虚血性ペナンブラ」を可能な限り維持し救出すること, そして「虚血性血管内皮障害」を緩和し, 出血性梗塞への進展を防止する治療的介入が必要である. すなわちt-PAと併用することで neuro-vascular protectionを可能とする薬剤を開発することがきわめて重要である.}, pages = {387--393}, title = {脳虚血に対する神経保護療法の開発を目指して}, volume = {123}, year = {2009} }