@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010441, author = {木村, 慎二}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {脳血管疾患は要介護者の原因疾患の第1位であり, リハビリテーション医療がその機能的予後を決める上で重要である. 2008年2月厚生労働省の勧告により, 地域連携診療計画 (地域連携クリティカルパス) の対象疾患に脳卒中が大腿骨頚部骨折に追加され, 全国で地域連携クリティカルパスの作成がすすめられた. 新潟市では2008年2月に脳血管障害新潟地域連携パス研究会が立ち上げられ, 新潟市における地域連携パスの運用が同年4月1日より開始された. 2009年7月の時点で研究会を6回開催し, 地域連携パスを用いて, 急性期病院 (7施設) から回復期病院 (6施設) へ転院した患者様は110例であった. むつ市で作成されたバリアンスコードの改訂版でのバリアンス発生率は61%であった. バリアンズ発生の原因の1位は転院先のベッド待ちで25%を占めていた. 今後の問題点として, 転院の際の情報提供の方法, 回復期病院から維持期への連携の強化方法などがある. 今後, 症例を増やし, ADLレベルおよび在宅復帰率のアップ, 在院日数の短縮, 診療報酬額の減額, 患者・家族の満足度などのアウトカムの検証が必要である.}, pages = {116--122}, title = {2 新潟市における脳血管障害地域連携パスの取組み(医学・医療における『連携』を考える,第646回新潟医学会)}, volume = {124}, year = {2010} }