@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010399, author = {西村, 淳}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {腹腔鏡下大腸切除術は低侵襲手術とされ, 本邦でも急速に広まっている. その短期成績は従来の開腹手術に優り, 長期成績も開腹手術に劣らないという海外でのRCTの結果が出ている. 低侵襲性の評価について, 臨床データでは, 腹腔鏡手術は開腹手術と比較して出血量が少なく, 術後腸蠕動の回復が早く, 在院期間が短く, 創痛が軽度であった. しかし, 客観的な研究結果は, 未だcontroversyである. 自験例の検討では, 低浸襲性を生かした術後早期退院が可能であることが分かったが, 患者の満足度は必ずしも高いものではなく, 包括的な患者サポートが必要であることが示唆された. がん手術に伴う患者の負担を軽減することが我々外科医に求められる時代にあって, 腹腔鏡下手術は1つの有力なツールである.}, pages = {245--251}, title = {1 鏡視下手術のもたらす「低侵襲」の意味 : 大腸疾患の場合(各領域における内視鏡手術の進歩,第644回新潟医学会)}, volume = {124}, year = {2010} }