@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010363, author = {三船, 大樹 and 渡部, 聡 and 近藤, 利恵 and 森山, 寛史 and 各務, 博 and 高田, 俊範 and 成田, 一衛 and 長谷川, 隆志 and 鈴木, 栄一 and 手塚, 貴文}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {症例は22歳, 男性. 2008年9月中旬より喫煙を開始した. 同年下旬より乾性咳嗽, 労作時の息切れが出現. 同年10月1日, 38℃台の発熱が加わり前医を受診した. 低酸素血症と両肺野のびまん性すりガラス影を認め緊急入院したが, 翌日には呼吸状態がさらに悪化したため当科へ転院した. 気管支肺胞洗浄液にて好酸球増多の所見が得られ, その他の臨床所見をふまえ, 急性好酸球性肺炎の診断に至った. ステロイド療法へ良好に反応し, 呼吸不全の著明な改善が得られた. その後, 喫煙の再開時期に一致して咳嗽や息切れの再燃, 及び末梢血好酸球数の再上昇を認めた. 急性好酸球性肺炎は病因不明の疾患概念であるが, 吸入抗原に対するアレルギー反応の関与が疑われている. 吸入抗原のチャレンジテストにより原因物質の特定が可能であると考えられるが, 安全な負荷試験は確立されておらず施行は困難である. 本例は喫煙の再開により急性好酸球性肺炎が再燃しており, 発症の原因を特定し得た貴重な症例であった.}, pages = {407--412}, title = {喫煙再開により再燃を認めた急性好酸球性肺炎の1例}, volume = {124}, year = {2010} }