@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010359, author = {牛木, 隆志}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {【目的】近年のin vivo imagingの技術革新は著しく, これまで追跡困難であった骨髄移植後の造血幹細胞を体外よりイメージングすることが試みられている. In vivo imagingに基づいた造血幹細胞の生体内動態解析は, 骨髄移植に関連した病態を理解する上で重要な情報である. 今回, 我々は細胞数が少数であるため, in vivo imagingが特に国難であった骨髄再構築前の移植ドナー細胞の細胞動態について検討した. 【方法】BALB/c nu/nu (H-2^d) に対し, Alexa Fluor^(R) 750により細胞外標識したドナー骨髄単核球を用いて, 静注法による骨髄移植や骨髄内骨髄移植などの移植法を施行した. また, その近赤外蛍光をIVIS SPECTRUM (Xenogen) を用い, 経時的に移植後24時間の観察を行った. 【結果】ドナー細胞の蛍光標識に際し, 細胞膜を均一に標識することで, 細胞種によらず100%の標識効率が得られた. 骨髄移植モデルでは脛骨へのホーミングは移植後1時間より認められ, 移植後6時間まで蛍光強度は増強した. また, これまで骨髄移植後の細胞動態が不明であった骨髄内骨髄移植においてもその移植後の生体内動態を可視化することに成功した. 今回考案した近赤外蛍光色素標識を用いた細胞動態解析法は,これまで病理学的手法以外に評価困難であった移植細胞の骨髄内への移行及び網内系臓器での捕捉量の変化をreal-timeで観察することが可能であり, 骨髄移植の病態解明に有用な手法である.}, pages = {366--376}, title = {近赤外蛍光を用いた骨髄移植後超早期における移植骨髄細胞の生体内動態解析}, volume = {124}, year = {2010} }