@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00010358, author = {鈴木, 宏}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {大学を去るに当たって,これまでの教育・研究を振り返ると諸々に対しての挑戦であった. 大学卒業後, 明治以来不明とされた白色便性下痢症の病因としてロタウイルスを確定, ロタウイルスの細胞内浸入, 成熟機序を解明, ノロウイルスがグローバルな感染であることを最初に示唆してきた. WHOで働いた後で本学に15年在籍し, 高齢者へのインフルエンザワクチン接種事業, 新型インフルエンザやRSウイルスなどの疫学, 抗インフルエンザ薬の効果と耐性ウイルスの疫学と新たな機序の研究を行った. 地図情報システム (GIS) も医療分野に日本で最初に本格的に導入し, 国内外での調査により, その有用性と提示してきた. インフルエンザにおいてはベトナム, ミャンマーでの仕事, 国際保健活動においては長期の調査・研究をザンビアで行った. さらには, 多くの博士課程社会人入学者の調査・研究から, 公衆衛生学の幅広さとダイナミックさに触れ, 今後の本分野の発展が大いに期待できることも確信した.}, pages = {359--365}, title = {あくなき挑戦 : 治療から予防へ(最終講義)}, volume = {124}, year = {2010} }