2024-03-28T21:51:01Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011529
2022-12-15T03:44:49Z
453:456
471:537:538:999
A Case of Laparoscopic Splenectomy for Splenic Hamartoma
腹腔鏡下脾臓摘出術を施行した脾過誤腫の1例
腹腔鏡下脾臓摘出術を施行した脾過誤腫の1例
蛭川, 浩史
78171
佐藤, 征二郎
78172
多田, 哲也
78173
脾過誤腫
腹腔鏡下脾臓摘出術
脾腫瘍
症例は51歳男性.健診で肝機能障害を指摘され精査の腹部超音波検査で脾腫瘍を認めた。全身精査で他臓器に悪性疾患を指摘し得ず,原発性脾腫瘍が疑われ,腹腔鏡下脾臓摘出術を施行した.切除標本の組織学的検索では,脾の類洞様血管の増生が見られ,赤脾髄型脾過誤腫と診断された.術後に原因不明の発熱が見られたが,自然に軽快し第13病日に退院した.脾過誤腫は稀な疾患で本邦では現在まで約60例が報告されているのみである.特徴的な所見に乏しく術前の確定診断は困難であり,診断がつかないまま手術が行われる場合が多い.近年,脾腫瘍に対し腹腔鏡下手術が行われるようになった.脾腫のない良性疾患に対しては最もよい適応とされる.腹腔鏡下手術手技の向上とともに,安全に施行できる方法と考えられた.
departmental bulletin paper
新潟医学会
2007-09
application/pdf
新潟医学会雑誌
9
121
522
527
新潟医学会雑誌
AN00182415
00290440
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