2024-03-28T19:36:31Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00011314
2022-12-15T03:44:42Z
453:456
471:537:538:993
Mini-laparotomy Radiofrequency Ablation for Hepatocellular Carcinoma Arising in Cirrhosis: Report of a Case
小開腹下ラジオ波焼灼療法を施行した肝硬変併存肝細胞癌の1例
小開腹下ラジオ波焼灼療法を施行した肝硬変併存肝細胞癌の1例
早見, 守仁
76984
見田, 有作
76985
若井, 俊文
76986
白井, 良夫
76987
畠山, 勝義
76988
肝細胞癌
肝硬変
ラジオ波焼灼療法
症例は63歳,男性.アルコール性肝硬変にて通院加療中に腹部CT,MRIにて,肝S6被膜直下に直径2cmの肝細胞癌を指摘された.Child-Pugh分類Bであり,脾機能元進による血小板減少症(Plt5.1×104/μl)を認めたためラジオ波焼灼療法による穿刺治療が選択されたが,腫瘍の局在が肝表面であるため経皮的穿刺は困難と考え,全身麻酔下に小開腹下でcool-tip20cm針を用いて単回12分間のラジオ波焼灼療法を施行した.術後合併症なく,第8病日に退院となった.1か月後の腹部造影CTで局所療法を施行した部位に腫瘍の残存がないことを確認した.小開腹下ラジオ波焼灼療法は安全に実施可能であり,血小板減少症および肝障害度Bの肝硬変を併存した肝表面に局在する2cm以下の小肝細胞癌に対して考慮すべき治療選択の1つである.
departmental bulletin paper
新潟医学会
2008-03
application/pdf
新潟医学会雑誌
3
122
153
157
新潟医学会雑誌
AN00182415
00290440
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