2024-03-29T10:22:06Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009703
2022-12-15T03:43:40Z
453:456
471:537:538:943
Development and Programmed Cell Death of Spinal Motoneurons : What the Target Tells Us ?
脊髄運動ニューロンの発生と細胞死 : その標的との関連
脊髄運動ニューロンの発生と細胞死 : その標的との関連
佐藤, 昇
67079
柴田, 昌弘
67080
安戸, 方邦
67081
伊藤, 健二朗
67082
運動ニューロン
骨格筋
神経筋接合部
発生
外肺葉から分化した神経管において, 中心管近傍の神経上皮細胞から分化した運動ニューロンは前角へと移動しつつ, 標的に向かって軸索を伸長する. 標的と接触した後, 約半数の運動ニューロンは「プログラムされた細胞死」を起こして死ぬ. この過程は, ニューロンがその標的である筋線維からのシグナルによってコントロールされる標的由来因子依存性の生存あるいは死である. さらにアセチルコリン受容体の競合的阻害剤であるクラーレ (d-tubocurarine) の投与によってこの時期の神経筋活動を抑制すると, この細胞死は完全に抑制され, 筋肉の神経分枝が発達し, シナプス (神経筋接合部) が増加する. 従って, 脊髄運動ニューロンの形態形成を考える上で, その標的である筋の形態形成を無視することはできない. すなわち運動ニューロンとその標的である筋は一体として理解することが重要である.
departmental bulletin paper
新潟医学会
2012-05
application/pdf
新潟医学会雑誌
5
126
233
237
新潟医学会雑誌
AN00182415
00290440
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