2024-03-29T13:45:21Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008701
2022-12-15T03:43:02Z
453:456
471:537:538:910
A Case of Follicular Carcinoma of the Thyroid Gland finally Diagnosed after Occurrence of Bone Metastasis
骨転移で判明した甲状腺濾胞癌の1例
骨転移で判明した甲状腺濾胞癌の1例
岩城, 孝和
60622
小山, 諭
60623
永橋, 昌幸
60624
長谷川, 美樹
60625
利川, 千絵
60626
土田, 純子
60627
諸, 和樹
60628
若井, 俊文
60629
甲状腺濾胞癌
サイログロブリン
骨転移
局所再発
甲状腺腫瘍に対し甲状腺全摘術施行後に濾胞腺腫と診断され, その3年後に骨転移が出現し, 初回の摘出腫瘍が濾胞癌であったことが判明した1例を経験したので報告する. 症例は61歳, 男性. 他院で甲状腺腫瘍に対し甲状腺全摘術が施行され, 術中迅速診断および永久病理診断で腺腫と診断されていた. しかし, 術後3年目頃から腰痛・下肢痛が出現, その後, 下肢麻痺を認めたため当院整形外科で第5腰椎切除が行われ, 術後病理診断では甲状腺濾胞癌の骨転移の診断であった. 経過から初回甲状腺腫瘍が濾胞癌であったと考えられた. 甲状腺濾胞癌は細胞異型がほとんど認められないため術前細胞診での診断は困難とされている. 濾胞腺腫を疑った場合でもサイログロブリン高値等の場合は濾胞癌の可能性を考慮して治療やフォローアップを行っていく必要がある.
departmental bulletin paper
新潟医学会
2015-06
application/pdf
新潟医学会雑誌
6
129
326
330
新潟医学会雑誌
AN00182415
00290440
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/8701/files/129(6)_326-330.pdf
jpn