2024-03-29T15:13:56Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008431
2022-12-15T03:42:45Z
453:456
471:537:538:896
Quantitative Analysis of NMDA Receptor Channel Subunits in Mouse Brain
NMDA型グルタミン酸受容体の定量的解析
NMDA型グルタミン酸受容体の定量的解析
鈴木, 康浩
58838
NMDA受容体
ウエスタンブロット
タンパク質定量
NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)は, 中枢神経系においてシナプス形成やシナプス可塑性など脳機能に関わる分子群である.NMDARは,単一遺伝子にコードされスプライスにより多様性を持つGluN1サブユニットと, 4種類のGluN2サブユニットが2分子ずつ会合して構成されており,それらの組み合わせがチャネル特性を決定する. しかし,脳におけるGluNサブユニットタンパク質の定量的な解析はなく,その構成比率は明らかにされていない.そこで脳各部位におけるNMDARサブユニットを定量するために,AMPA型グルタミン酸受容体サブユニットGluA1を標準物質とした定量的ウエスタンプロットを行った.その結果,大脳皮質、海馬,小脳いずれにおいてもGluN1がGluN2より多く存在していたが,NMDARが機能していると考えられているシナプトソーム画分では,ほぼ等量の割合になっていた.また,GluN1のC末端の形状は,C2'型がC2型よりも多かった, これは小脳でとりわけ顕著で,約10倍多いと算定された.
departmental bulletin paper
新潟医学会
2016-08
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新潟医学会雑誌
8
130
479
490
新潟医学会雑誌
AN00182415
00290440
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