2024-03-29T14:31:51Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003508
2022-12-15T03:36:38Z
423:424:425
453:454
Estimation of Time Varying Parameters without Assuming Local Stationarity
局所定常性を仮定しない時変性パラメータの推定
局所定常性を仮定しない時変性パラメータの推定
木竜, 徹
43385
飯島, 泰蔵
43386
非定常信号の解析法として,非定常性を強調した特徴強調空間上に最小二乗法で推定値を定義する局所準定常処理(NS法)を提案し,この方法による時変性パラメータ(p次元)の推定を行なった.ここで特徴強調空間とは,非定常性による区間内のパラメータの代表値とその変動成分で推定値を定義し,この推定値が存在すると仮定した2p次元の空間である.NS法は確定的手法でパラメータの代表値と変動成分を同時に推定するため,局所的に見て定常な信号だけでなく,本質的な非定常性を含むような信号に対しても十分対処できる推定法である.本論文ではNS法について述べるとともに,シミュレーション実験により,NS法と従来の非定常パラメータ推定法を比較した.その結果,NS法では信号の非定常性が的確に推定できたのに対し,変動成分のみを推定する従来の局所準定常処理(CN法)では非定常区間の特徴が多少瞬昧となり,共分散法では非定常性が的確に推定されなかった.また,忘却係数を導入したLeeの高速アルゴリズムでは,忘却係数が本質的に非定常性を考慮したものでないため,NS法に比べ十分な推定値を得ることが困難であった.
journal article
電子通信学会
1985-09
application/pdf
電子通信学会論文誌. A
9
J68-A
937
944
電子通信学会論文誌. A
AN00153268
03736091
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/3508/files/J68-A_9_937-944.pdf
jpn
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