2024-03-29T09:37:06Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000342
2022-12-15T04:33:18Z
453:456
498:697:1520:1649913899978
外国語による専門講義の開設(Ⅱ) : 外国語修得の壁
真水, 康樹
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救世主としての中国語
韓国語のなかの漢字語
漢字文化圏
中国語バイリンガル
広東語
本稿は外国語によって専門講義を開設するにあたって,特に「外国語の壁」に焦点をしぼって,自身の留学・語学学習経験にもとづいて考察をおこなったものである.外国語で講義をおこなう意義については普遍言語である英語で行うのが理想的という立場に本稿は立つが,東アジアに位置するという日本の地理的条件,あるいは,多くの中国人・韓国人留学生を有するという環境を考えれば,英語を主としながらも講義において中国語や韓国語を使うこと,あるいは,中国語や韓国語で講義をおこなうことの可能性を視野にいれておくことには一定の現実性が見込まれる.何より,筆者の経験によれば,中国語や韓国語ほど日本人にとって学びやすい外国語はないにもかかわらず,その点は日本社会において十分に認識されていない.外国語による講義という高い目標はさておいても,外国語コンプレックスを克服して外国語を身につけるという単純な目的からでも,中国語(標準語と広東語)や韓国語に一定の認識を持っておくことには十分な価値があると考える次第である.
新潟大学教育・学生支援機構
2022-03
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10191/0002000342
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/2000342
AA12643444
2188-0050
新潟大学高等教育研究
9
17
22
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/2000342/files/9_17-22.pdf
application/pdf
617KB
2022-04-14