2024-03-29T15:35:19Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:02000006
2022-12-15T04:13:57Z
154:155:1387:1633416324466
453:456
新潟市のセグロアシナガバチの初期コロニーにおけるオスの生産
Early male production in colonies of Polistes jokahamae in Niigata city
須貝, 将士
Sugai, Masashi
長沼, 友里子
Naganuma, Yuriko
渡邉, 可奈子
Watanabe, Kanako
工藤, 起来
Kudo, Kazuyuki
open access
近年の分子マーカーを利用した研究により、アシナガバチ属の初期コロニーから出現するオスについては、二倍体であることが知られるようになった。セグロアシナガバチにおいても、新潟大学五十嵐キャンパスにおける研究により、初期オスの出現が報告されているものの、その倍数性については知られていない。本研究では、本個体群を6年間調査することにより、144コロニーにおいて、初期オスの出現頻度を観察したところ、2コロニー(1.39%)で合計6個体であった。これは、本研究の個体群が分断化しておらず、任意交配が行われていることを強く示唆する結果である。また、得られた初期オスのうち、1個体については、マイクロサテライト分析により、二倍体オスであることが判った。本研究から、セグロアシナガバチにおいても、初期コロニーから二倍体オスが出現していたことが初めて示されたが、その頻度は本研究で行った個体群では十分に低いと言える。
新潟大学教育学部
2021-02
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10191/0002000006
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/2000006
AA12358288
1883-3845
新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編
13
2
15
18
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/2000006/files/13(2)_15-18.pdf
application/pdf
695KB
2021-10-07