2024-03-28T14:41:36Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026206
2022-12-15T03:56:13Z
432:1291:1292:1352
453:456
多色ラベリングを応用した骨の表面蛍光観察法
多色ラベリングを応用した骨の表面蛍光観察法
A Polychromatic Fluorescent Technique for Surveying External Bone Formation
古沢, 寛
花田, 晃治
polychromatic labelling
fluorescence
bone formation
electrical stimulation
modeling
多色ラベリングを応用して,骨の表面蛍光の観察方法を確立することを目的として,雑種成犬の両側大腿骨に電極を埋め込み20μAの定電流を28日間通電して骨形成の促進をはかるとともに,実験開始1週間後,2週間後,3週間後にそれぞれ,オキシテトラサイクリン(Tc)15mg/kg/day,カルセイン(Cal)2mg/kg/day,アリザリンレッドS(AR)20mg/kg/day,を2日間連続して大腿部に筋肉内注射しラベリングを行った。実験終了後は,大腿骨を摘出し軟組織を全て除去して低圧水銀ランプと落射蛍光顕微鏡を用い表面蛍光を観察,また透過蛍光顕微鏡を使用して非脱灰切片を観察して以下のような結論を得た。1.低圧水銀ランプを用いることにより,Tc,ARで多色ラベリングされた骨の表面蛍光を鮮明に観察することが可能である。2.ブラックライト蛍光ランプを使用しても同様の効果を得ることができ,また容易に光源の多灯化が行える。3.骨面のある特定の部位における石灰化時期をおおまかに知る必要がある場合,切片を用いた蛍光像の観察によったのでは,各種ラベリング剤の沈着傾向に一定の方向性がないため困難なことが多いが,表面蛍光を観察することにより容易に行うことができる。4.焦点深度の深い低倍のレンズを使用すれば,落射蛍光顕微鏡を用いて表面蛍光の観察が可能である。
新潟歯学会
1983-06
jpn
departmental bulletin paper
http://hdl.handle.net/10191/18967
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/26206
AN0018300X
03850153
新潟歯学会雑誌
新潟歯学会雑誌
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https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/26206/files/NS_13(1)_9-13.pdf
application/pdf
1.0 MB
2019-08-19