2024-03-28T21:44:33Z
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/oai
oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00026088
2022-12-15T03:56:07Z
432:1291:1292:1339
453:456
エンフルレンの呼吸パターンに及ぼす影響について
エンフルレンの呼吸パターンに及ぼす影響について
Changes of breathing pattern after the inhalation of enflurane in rabbits
長峯, 岳司
enflurane
lung receptors
irritant receptor
breathing pattern
tachypnea
体重2.5kg-3.5kgのウサギをペントバルビタール20mg/kgで浅麻酔し,自発呼吸下に,1%,3%,5%,エンフルレンを急速導入した。そして,それらが呼吸パターンにどのように影響するのかについて,横隔膜筋電図を用いて検討した。迷走神経のintactなウサギに5%エンフルレンを吸入させた直後には,吸気時間(T_I),呼気時間(T_E)の短縮をともなう頻呼吸の出現が観察された(stretch receptor (SR) intact)。この反応は,200ppm のS0_2を10分間吸入し,Breuer-Hering reflexが消失後(SR blocked)にも認められた。しかし,両側迷走神経切断後(Vagi cut)にはこの反応は全く消失し,逆にT_Iの延長が認められた。5%エンフルレン吸入による頻呼吸のT_I/T_Eを,SR intact, SR blockedで比較すると, その傾向は全く同じであり, この頻呼吸はSRの影響を受けないものと考えられた。したがって, 5%エンフルレン頻呼吸は,迷走神経を介した反応であり,SR blocked後にも存在するので, intact 受容器を介した反応である可能性が最も高いと考えられた。
新潟歯学会
1989-12
jpn
departmental bulletin paper
http://hdl.handle.net/10191/19122
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/26088
AN0018300X
03850153
新潟歯学会雑誌
新潟歯学会雑誌
19
2
1
19
https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/record/26088/files/NS_19(2)_1-19.pdf
application/pdf
1.3 MB
2019-08-19